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2004年・台風18号


平成16年9月7〜8日、北海道を台風が直撃しました。市立の学校の殆どが休校になり、高速道路が全面閉鎖、JRも道東の一部を除いて全面運休、新千歳空港発着の便も欠航が相次ぐという稀にない状況で、街のあちこちで「洞爺丸台風以来だ」という声を耳にしました。札幌で瞬間最大風速50.2メートルを記録、街路樹や公園の木々は根元から折れているものや、雷が落ちたように途中から折れているものなど様々、強風の恐ろしさを実感しました。そのような台風の映像はテレビでしか見慣れない北海道人です。台風は温帯低気圧に変わるものという今までの考えを一変させられる事態でした。観光名所の至る所が台風の影響を受けました。 台風 中島公園

中島公園 中島公園の様子です。
木々が折れていたりするせいか、普段より緑の匂いを強く感じます。暖かい日には子供たちが昔ながらの川遊びができるように工夫されている鴨々川には、折れた木がつきささっているなど、危険な状況です。現在急ピッチで後片付け作業が行われており、散策路などはずいぶんと片付けられていました。

木には堂々とそびえ立つイメージがあります。根こそぎ倒されてしまっている大木や、枝を強風に削ぎ取られ、折れて飛んできた枝が突き刺さっていたりする姿を見ると、この木はどれぐらいの期間ここで頑張ってきたんだろう・・・と寂しい気持ちになります。 中島公園

中島公園 中島公園は明治20年の開園です。今回の台風で被害を受けなかった自然たちには頑張って今後も歴史を刻んで欲しいと願います。北海道は、夏もすっかり終わり、風が涼しい季節になりました。これから徐々に木々が彩られ、紅葉があざやかな季節を迎えます。台風にすっかり荒らされてしまい、なかなか後片付けが追いつかない様子が街のあちこちから伺えます。1日も早く落ち着いた街並みに戻って欲しいと思います。
今回の台風18号により被害を受けた多くの皆様にお見舞い申し上げます。

《中島公園について》
中島公園札幌市の中心に位置し、四季折々の表情で私達を楽しませてくれます。都心の公園として札幌市民だけでなく、多くの人に親しまれてきました。
昭和33年に開催された「北海道大博覧会」の会場となった場所で、博覧会終了後、観覧車などの遊戯施設を引き継いで、「中島公園子供の国」として平成6年までの36年間、子供から大人まで多くの人に夢を与えてくれた場所でありました。都市公園の中の遊園地としては当時日本で唯一の遊園地で、昭和57年導入の宙返りジェットコースターは道内初だったこともあり順番待ちの行列ができるほど大人気だったそうです。現在は円山動物園内(円山子供の国)に移転されています。その後、中島子供の国跡地には、札幌コンサートホールKitaraが建てられています。
中島公園にはこのほか、北海道ゆかりの作家(石川啄木、有島武郎など)と作品に関する資料を収蔵、展示している「道立文学館」や国の重要文化財に指定されている「八窓庵」・「豊平館」、全国初の「公立人形劇場こぐま座」や天文台など、川や緑などの素晴らしい自然に加え、貴重な施設が数多くあります。

レポート : 佐藤 愛
2004年9月16日


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