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世界遺産の知床半島を旅して


7月14日に正式に世界遺産に登録された「北海道・知床」に行ってきました。知床方面は、天候が変わりやすく、今回は少し曇り気味。
知床への旅は2回目となりますが、世界遺産となった直後ということもあり、大変混雑していました。

知床には、たくさんの観光名所がありますが、中でも人気のある知床峠。この峠は、738mと比較的小さな峠です。
1合目から10合目に向かうにつれて、驚く程の大自然が眼下に広がります。

右の写真は、頂上の駐車場から見た日本百名山の一つ羅臼岳(標高1,661m)です。車を降りれば、近くにはまだまだ残雪が見られます。

知床峠を下り、羅臼町へ。
この町は、ドラマ「北の国から」のロケ地としても有名です。

この町の市街地から約1.5kmくらいのところに、マッカウス洞窟があります。この洞窟は、幻想的な光を放つ「ヒカリゴケ」が生息することで有名。
左の写真のちょうど中央に写っている蛍光グリーンに光っている部分です。(この写真では少しわかりにくいですが・・・)

ヒカリゴケには糸状に伸びた茎の部分にレンズ状の細胞が並んでおり、これが光を反射して美しいエメラルド色に輝くのだそうです。

今回の旅で、もう一つ感動した場所があります。
知床半島とオホーツク海の間に位置する清里町。

この町の市街地から25kmくらいのところに、「神の子池」という小さな池があります(周囲220m、水深5m)。この池の透明度には感動しました。

透明度で世界トップクラスを誇る摩周湖。
摩周湖は、アイヌ語でカムイトー(神の湖)という意味をもちます。この湖の水が地下を通ってこの池に湧き出ていることから、「神の子」という名がついたそうです。

神の子池の伏流水は1日12,000トンも湧きだしています。水温は年間通して8度と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいます。

左の写真中央に見えるのは、「オショロコマ」です。
太平洋の北部一帯に分布し、日本では北海道のみに生息している魚。低温で澄んだ水にしか生息しないとっても珍しい魚です。
朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさでした。
レポート:鵜川 真彰
2005年7月20日


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