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野幌森林公園と北海道開拓の村巡り


野幌森林公園は、1968年(昭和43年)に北海道百年を記念して道立自然公園に指定されました。
札幌市、江別市、北広島市と3市にまたがるとても大きな公園です。
面積は2,051ヘクタール。東京ドームが何と約440個分という広さ!
札幌に10年も住んでいながら、こんなに広い公園だとは知りませんでした・・・。
公園の大部分を国有林が占め、昭和の森自然休養林や鳥獣保護区にも指定されています。
この広い公園内には、様々な施設があるほか、たくさんの散策路があります。森に入り、肌で自然を感じることができます。
先週札幌では初雪が降りました。公園内はどんな状況なのだろう?と少し不安を感じていましたが、その不安を完全に打ち消すような最高の天気。
雲ひとつない快晴でした。

公園には大きく5つの散策入口があり、今回は大沢口という所からスタートしました。
大沢園地というポイントを目指して、約4kmの散策コース。このコースは桂コースと呼ばれていて、山道のすぐ脇には太さが1m以上にもなる巨大なカツラの大木がそびえ立っていました。

ただ一つ、今回の散策で残念だったのは、先月北海道を襲った台風の被害がここでも見られたことです。
木々がほとんど倒れてしまい、森とは言い難い区域もありました。
北海道の木は、樹木の大きさの割りには根がとても浅いようで、今回の台風でも根こそぎ倒れてしまうケースが多かったようです。
右の写真で言うと、根は2mくらいの幅で広がって生えているのですが、深さはというと50〜60cm程度。
もっと樹木の根は広く深く根付いているものだと思っていました。
公園の全地域という訳ではありませんが、部分的にこのような被害が見られました。


次に、場所をかえて北海道開拓の村へ。
ここは、明治・大正期に建築された北海道の建造物を復元し、開拓当時の生活や文化の流れが体験できるようになっています。
左上の写真は、明治41年から昭和27年まで親しまれていた旧札幌停車場。ここが入口(管理棟)です。
米国中西部の様式を取り入れた住宅や、わら葺屋根で作られた農村住宅など、今では滅多に見ることができないような、そんな歴史を感じることができる所です。

北海道開拓の村内には、このような素晴らしい建築物を50以上も見ることができます。

施設全体が本当の村のようになっていて、駄菓子屋や床屋、交番や病院、学校などがあります。メイン通りには線路があり、そこを馬車鉄道が走っています。これを利用して施設内をまわるのも良いかもしれません。

色々な建造物がありますが、私がとても印象的だったのは一般民家です。
居間には、食事やお酒が並び、着物もかけてあります。今にも誰かが声を掛けてきそうな程リアルで、とても100年も前の家だとは思えませんでした。

次回は、これ以外の散策コース(他に4ルートあり)で楽しみたいと思っています。1日歩きまわりましたが、まだまだほんの一部しか見ていませんので・・・。

公園ではエゾリスやフクロウ、クマゲラなど野生の動物を見ることもできます。冬でも歩くスキーで散策することができます。野鳥を見たいという方は冬の方が木々の葉が落ちているので観察しやすいかもしれません。

開拓の村では、鍛冶屋の伝統技術の実演や、わら細工の講習会、お祭りや郷土芸能の実演など季節に合わせて様々な催しがあります。
札幌近郊にお住まいの方、または旅行で来られた方は是非、北海道の自然を満喫して下さい。
レポート:鵜川 真彰
2004年11月2日


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